10月 11, 2023 18:14 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相がグテーレス国連事務総長に宛てた書簡において、シオニスト政権イスラエルが引き起こしている残忍な犯罪に関して懸念を示し、あらゆる占領行為や侵略に対するパレスチナ国民の合法的な防衛権を強調しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相グテーレス事務総長に宛てた書簡において、パレスチナ国民に対するイスラエルの犯罪および、欧米諸国によるイスラエルへの肩入れについて触れ、あらゆる侵略・占領行為に対するパレスチナ国民の合法的な防衛権を強調しています。

また、グテーレス事務総長に対し、国際人道法と人権への重大な違反や凶悪犯罪の継続、特にガザ地区をはじめとした占領下のパレスチナにおける戦争犯罪と大量虐殺の実行を阻止すべく、可及的速やかに必要な措置を講じるよう要請しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は10日火曜、ラブロフ・ロシア外相との電話会談で、ここ数か月におけるパレスチナ国民に対するイスラエルの犯罪に触れ、「現在パレスチナの地で起きていることは、ネタニヤフ・イスラエル首相の過激主義とパレスチナ国民への圧制に対する反応である」と語りました。

加えて、「ガザ地区の水道と電気の遮断および、ガザ住民への食料や医薬品の分配阻止というイスラエルの残忍で非人道的な行動に言及し、シオニスト政権がこれらの行動によって抵抗するガザ市民を虐殺しようとしている」と強調しました。

さらに、ラブロフ外相も、シオニスト政権の行動を非難する一方、衝突の即時停止と双方間の停戦を求めました。

イラン外相はまた、クウェートのシェイク・サレム・アブドゥッラー・アル・ジャベル・アル・サバーハ外相およびエジプトのサメ・シュクリ外相と個別に電話会談し、防衛手段を持たないパレスチナ国民に対する一連の犯罪に反応するために、急速にOICイスラム協力機構外相会議を開催することを求めています。

さらに、ガザ地区への可及的速やかな飲料水と食料送付の必要性を強調しました。

イラン赤新月社の会長は、ICRC赤十字国際委員会委員長に宛てた書簡の中で、中立的な人道支援団体に対し、ガザ地区の危機解決に介入し、シオニスト政権によるパレスチナ民間人への攻撃の阻止に努めるよう呼びかけました。

 


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