イラン大統領選挙の候補者のラジオ・テレビ出演時間を決定する抽選会実施(動画)
(last modified Mon, 24 Apr 2017 07:27:35 GMT )
4月 24, 2017 16:27 Asia/Tokyo

イラン大統領選挙の候補者によるIRIB各局のラジオ・テレビ放送での選挙活動や討論番組の出演時間が、抽選によって決定しました。

5月19日、イラン大統領選挙、および、市町村議会選挙がイラン全国で実施されます。

今回の選挙には、ミールサリーム氏、ジャハーンギーリー現第一副大統領、ローハーニー現大統領、ライースィー師、ガーリーバーフ現テヘラン市長、ハーシェミータバー氏の6人が立候補しています。

イルナー通信によりますと、23日日曜夜に行われた抽選会は、IRIBの複数の局から生中継され、この6人の候補者が出演する番組の時間帯が決定されました。

テレビ・ラジオの選挙関連番組は、4月26日から5月17日まで、IRIBで放送されます。

4月28日、5月5日、12日は、政治、社会、文化問題に関する6人の討論会が生放送で行われます。

大統領選挙の候補者にはそれぞれ、ラジオ番組で555分、テレビ番組で555分が割り当てられています。

IRIBのアリーアスキャリー総裁は、この抽選会で演説し、IRIBは選挙において、中立と公正を守ると強調し、「IRIBは、イラン国民に候補者のことを知ってもらうため、あらゆる可能性を利用している」と語りました。

イラン検事総長のモンタゼリー師も、選挙のすべての候補者に対し、用意された機会を最大限に活用することで、イラン国民がこれまで同様、盛大な選挙を行えるようにするよう求めました。

モンタゼリー師はまた、候補者に対し、選挙において、イスラムの道徳的な原則や法を遵守するよう求めました。