Pars Today

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イランと韓国の協力関係の拡大とレベルの向上に関して、一切制限は存在しない」と語りました。

ジャハーンギーリー副大統領は29日月曜、韓国のチュ・ヒョンファン産業通商資源大臣と会談し、「イランと韓国は常に、様々な時代に良好な関係を有してきたが、イランに対する圧制的な制裁の期間、イランと韓国の経済関係のレベルは低下した」と述べました。

さらに、アジア諸国との関係拡大に向けたイランの外交政策のアプローチについて触れ、「韓国はイランの外交政策において重要な地位にあり、両国は、互いに信頼できる経済協力国となることができる」と語りました。

また、近い将来行われる予定の韓国大統領のイラン訪問に関しても、「韓国大統領の訪問は両国の関係の転換点となり、経済協力の合同委員会において、協力の下地と合意のための必須事項が真剣に追求されるべきだ」と語りました。

一方の韓国産業通商資源大臣も、イランと韓国の肯定的かつ親密な関係について触れ、外交関係の樹立の開始について、「韓国はすべての段階、イランイラク戦争時にもイランを支持していた」と語りました。

さらに、「韓国は制裁の時期にもイランの石油の信頼の置ける顧客だった。現在制裁が解除され、新たな状況の中で、両国の強力と関係を拡大するための適切な雰囲気が生じている」としました。