イラン国会関係者、「アメリカが、イランに対する陰謀の首謀者だ」
6月 09, 2017 18:30 Asia/Tokyo
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、最近のテヘランのテロに触れ、「この陰謀の首謀者がアメリカであることに疑いの余地はない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ブルージェルディ委員長は、テヘラン金曜礼拝後に演説し、「アメリカは、イランとの核の対決で敗北を喫し、現在、イランが核の全ての技術を保有していることに苛立っている」と語りました。
また、「イランの政府と国民は、最高指導者の教令と自分たちの信条に基づき、核技術を軍事的に利用することはない」と強調しました。
さらに、イランがシリアとイラクの危機終結を支援していることが、アメリカが陰謀により、イランにダメージを与えようとしていることの最大の理由だとしました。
ブルージェルディ委員長は、テヘランのテロについて、「テロリストの真の目的は、国会に入り込み、国会議員を攻撃することだったが、革命防衛隊の賢明さにより、それは実現しなかった」と述べました。
7日水曜、テヘランのイマームホメイニー廟と国会関連の建物がテロ攻撃を受け、17人が殉教、52人が負傷しました。
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