イラン観光庁長官、「観光産業は成長傾向にある」
3月 06, 2016 22:26 Asia/Tokyo
イラン文化遺産・伝統工芸・観光庁長官が、「イランの観光産業は政府の各国との建設的な協力により、2年前から成長傾向にある」と語りました。
イルナー通信によりますと、イランのソルターニーファル文化遺産・伝統工芸・観光庁長官は、5日土曜夕方、テヘラン西部のアルボルズ州で、観光部門は、一部の経済部門が停滞している中で、国益の維持と相互尊重に基づく、世界各国との協力を拡大するためのイラン大統領のアプローチにより、幸いにも成長の傾向を示し始めているとしました。
ソルターニーファル長官はまた、今日イランの観光部門は950以上のプロジェクトを実施中だとしました。
さらに、現在500以上のホテルやアパートメントホテルが、民間部門により建設されており、これはこの部門の成長と繁栄を物語っていると述べました。
ソルターニーファル長官は、この2年間の外国人観光客の訪問数の統計によると、この数は平均でおよそ12%増加していると語りました。
また、イラン国内の観光の魅力の多くはほかに類を見ないものであり、イランは南東部のオマーン海沿岸から、南部のペルシャ湾、北部のカスピ海、東部と西部におよぶ地域には、多くの歴史的な魅力が存在するとしました。
イギリスの新聞テレグラフも、イランは国際的な高級ホテルチェーンにより、外国人観光客の数が四倍に増加すると見られており、外貨収入が拡大するとしています。
この報道によりますと、昨年7月の核合意の締結から、中東の中心地であるイランを訪問したい希望者が大幅に増えているということです。
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