最高指導者、「メッカ巡礼儀式は、アクサーモスク、アメリカの悪しき干渉の立場表明のための最高の機会」
7月 30, 2017 19:36 Asia/Tokyo
イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、メッカ巡礼儀式は、パレスチナ問題やベイトルモガッダス・エルサレムのアクサーモスクの問題、そしてアメリカの地域における悪しき駐留についての、イスラム共同体の立場表明にもっともふさわしい場所と時期だとしました。
ハーメネイー師は30日日曜、イランの今年のメッカ巡礼儀式の関係者と会談する中で、メッカ巡礼はイスラム共同体の問題に関する立場表明の機会だとしました。
また、この問題のひとつは聖地ベイトルモガッダスとアクサーモスクの問題であり、このところ、傲慢さや恥のなさにより、強奪者のシオニスト政権イスラエルはこれまで以上に注目されているとしました。
さらに、パレスチナ問題は決して無視されるべき問題ではない、イスラム世界の中心的な問題だとしました。
ハーメネイー師は、地域やイスラム諸国におけるアメリカの悪しき駐留や干渉、タクフィール派のテロ組織の創設も重要な問題だとして、イスラム教徒の国民は、メッカ巡礼でこれに関する立場表明を行うべきだとしました。
また、すべてのテロリストの動向よりも邪悪なのは、アメリカの政権だとしました。
さらに、イスラム教徒の諸国民の団結は大変重要で必須だとし、「イスラム教徒の間に対立や敵対を作り出すために、数十億ドルの費用がつぎ込まれている中、イスラム教徒はこの対立を助長しないよう、注意すべきだ」と語りました。