Pars Today
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は15日、今年のイスラム教徒のメッカ巡礼(ハッジ)が本格的に始まったことをうけ、メッセージを発表しました。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、「今年のハッジ(サウジアラビア・メッカへの巡礼)は、例年以上に犯罪者シオニスト政権イスラエルとその支持勢力への嫌悪を示すものでなければならない」と語りました。
ハッジと呼ばれるメッカ大巡礼の一連の儀式が、最終段階を迎えています。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、サウジアラビア・聖地メッカでの大巡礼の開催に際し、「『団結』と『精神性』は今や、これまでのいずれの時代にも増して覇権主義者とシオニズムの敵意と妨害行為にさらされている」と語りました。
イスラム教徒の宗教的な義務の1つは、サウジアラビア西部の聖地・メッカへの巡礼です。これはハッジと呼ばれています。経済力や身体面で巡礼が可能なイスラム教徒はみな、生涯に一度のメッカ巡礼が義務付けられています。
サウジアラビアの聖地メッカ近郊に位置するアラファト砂漠に設営されたイラン巡礼者らの大テントで27日火曜、多神教徒への嫌悪を示す宗教的・政治的儀式が行われ、メッカ巡礼者が大勢参加する中、関係するコーランの節を読み上げました。
イスラム教徒の宗教義務のひとつに、ハッジ・メッカ巡礼があります。
150人から成る日本からのハッジ巡礼者の最初の一団が、インドネシアを経由してサウジアラビアに入りました。
10日日曜はイスラム暦1443年ゼルハッジャ月10日にあたり、イスラム教徒にとって一大祝祭とされる犠牲祭の日です。
サウジアラビアの聖地メッカへの巡礼者らに向けたイラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師のメッセージ本文は、以下のとおりである。