1月 24, 2016 21:12 Asia/Tokyo
  • イラン、「わが国の航空産業に対する外国からの投資を歓迎」

イラン道路都市開発大臣が、「全ての国際的な企業は、イランの航空産業に投資できる」と語りました。

イルナー通信によりますと、アーホンディー道路都市開発大臣は24日日曜、テヘランで開催された「イラン2016」と題した航空業関係の会合で、「シオニスト政権イスラエルとつながりのある企業を除く、全ての国際的な航空業関係の企業は、地域の人々の安全と福祉の確保を目的に、イランの航空産業に投資することが可能である」と述べています。

また、「イランは、自国の領空を管理するため、航海システムの購入を目的とした、2億5000万ドルの新たな投資を必要としている。このため、この分野で活動する全ての企業は、イランへの投資が可能だ」としました。

さらに、「イランは、アジアとヨーロッパの十字路という、世界の戦略的な地域に位置しており、安全と安定の確立により、自らの地域的な役割をきちんと果たしてきた」と語っています。

アーホンディー大臣はまた、「イラン領空の通過の円滑化のため、イラン領空の飛行を希望する航空会社が利用できる5つの航路を設けた」と述べました。

「イラン2016」と題した航空業関係の会合は24日午前、35カ国から85社に上る航空会社や航空機部品の製造会社の代表者160名以上が参加し、テヘランで開幕しました。

イランと6カ国の核合意が実施され、これに伴いイランに対する航空機部品の輸出が解禁されたことから、ボーイング社やエアバス社をはじめとする航空機関連の企業の間で、イランへの進出をめぐり熾烈な競争が始まっています。

今回のテヘランでの会合は、イラン航空機関および、CAPA・アジア太平洋航空センターの協力により開催されています。

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