IMF、「イラン中央銀行との協力を継続」
May 26, 2018 16:04 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金が、イラン中央銀行総裁に対するアメリカの一方的な制裁に反応し、「IMFは、これまで通りイラン中央銀行とその総裁であるセイフ氏との協力を継続する」と表明しました。
アメリカは今月15日、イランに対する敵対行為を継続する中、イラン中央銀行のセイフ総裁に対する制裁を行使しました。
イルナー通信によりますと、IMF広報センターは、これまでに行われた質疑への回答において、「イランはIMFの加盟国であり、IMFは自らの規則に従い、今後ともイラン中央銀行と、同銀行のセイフ総裁との協力を継続していく」と発表しています。
IMFのラガルド専務理事も、イランとロシアに対するアメリカの不当なアプローチを批判しました。
ラガルド専務理事は25日金曜、ロシア・サンクトペテルブルクでの経済フォーラムの終了に際し、イランとロシアに対するアメリカのトランプ大統領の政策は変更されるべきだ、としています。