トランプ大統領のイランに対する誇大発言とアメリカの対応
アメリカは、トランプ政権の発足後、イランへの敵対を拡大しています。
トランプ大統領は、5月8日にアメリカの核合意からの離脱を発表し、最も厳しい制裁を行使すると脅迫することで、実際、イランに対する経済戦争を始めています。とはいえ、この制裁は国際的な反対に直面しています。トランプ大統領は、このような行動の目的は、核活動の完全な停止、ミサイル能力の完全な制限、イランの地域政策の終結などのアメリカの要求に従わせることだと主張しています。
アメリカに対するイランの対応は力強いものでした。
この中で、イランのローハーニー大統領は、22日日曜、「トランプ大統領は、危険なゲームをすべきではない。イランの回答に後悔することになる」と警告しました。これに対し、トランプ大統領は、最新のツイートで、すべての文字を大文字にし、イラン大統領の警告に対し、「アメリカを再び脅迫すべきではない」としました。
こうした中、このようなトランプ大統領の警告は、真剣に捉えられることはなく、特にアメリカの民主党議員やインターネット上で嘲笑されています。これにより、ホワイトハウスのサンダース報道官は、明らかに譲歩した立場を取り、トランプ大統領のイランに対する誇大発言について説明しました。サンダース報道官は、23日月曜、トランプ大統領のイランに対するツイッターについて次のように語りました。
「トランプ大統領は、イランとアメリカの緊張を拡大しようとしているわけではない。トランプ大統領はまた、ロシアのプーチン大統領とのフィンランドでの最近の物議を醸した会談についての議論を逸脱させようとしているのでもない」
このような反応は、トランプ大統領がいつものように、相手への脅迫や馬鹿げた発言、誇張といった行動の中で、イランに対する前例のない脅迫を行ったものの、今回は、40年も前から、アメリカの歴代大統領の主張や脅迫に慣れているため、立場を譲ることのなかった、イランという厳しい障害に直面したことを示しています。
ザリーフ外相は、ツイッターでこのように語りました。
「我々は、アメリカの新たな立場を恐れることはなく、その影響を受けることもない。世界は数ヶ月前、より厳しく大きな中身のない脅迫を耳にした。イランの人々も、40年もの間、いくつもの脅迫、とはいえ、少しは文明的な脅迫を耳にしてきた」
トランプ大統領とアメリカの安全保障関係者は、アメリカが好む合意に至る目的でイランを協議の席につかせるため、イランに対して厳しい経済制裁を行使し、その一方で同時に、イラン国内に情勢不安を作り出し、人々の不満を拡大する政策を進めようとしています。アメリカ政府は、イランに対する前例のない制裁を再び行使しようとしていますが、今回は、ヨーロッパの同盟国でさえ、彼らに同調しようとはしていません。これは、アメリカの孤立を意味しています。これにより、アメリカ政府は、ヨーロッパの同盟国との話し合いを増やしています。サンダース報道官は、23日、「アメリカは、ヨーロッパの同盟国とイランに関する話し合いを継続する」と語りました。
アメリカは、イランの貿易相手国に厳しい圧力をかけているにもかかわらず、これまで、対イラン経済制裁に関してそれほどの合意を得ることができていません。イランと貿易を行う多くの国は、イラン産原油の購入を続けるため、アメリカに免除を求めています。