IRIB国際放送が、世界規模での検閲・アカウント閉鎖に抗議
8月 25, 2018 18:23 Asia/Tokyo
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IRIB国際放送
IRIBイラン国際放送が声明を発表し、ソーシャルネット上のIRIBのアカウントの一部が閉鎖されたことは、これらのソーシャルネットが世界のメディアに影響を及ぼしている証だとしました。
この声明では、一部のソーシャルネット上に設けられている、IRIB国際放送の特にアクセスの多いアカウントが閉鎖された理由として、特に中東地域をはじめとする世界各地での出来事やニュースを正確に報じている点で、IRIBが啓蒙的で独立していることが指摘されています。
IRIB国際放送はまた、こうしたアカウントの閉鎖を非難し、このような行動は国際的なソーシャルネット上での様々な見解や事実の報道・開示を阻止する典型的な実例だとしています。
この声明ではさらに、「独立系メディアの活動を阻止することは、アメリカやその同盟国における安全保障・政治分野での勢力や資本家の外的な圧力を受けたことによるもので、メディアの自由や情報化の時代のさなかでの、メディアと政治面での大失態に等しい」とされています。
また、「プレスTVやヒスパンTV、アルアーラムチャンネル、サハルチャンネル、アルコウサルといった独立系メディアは、アメリカやその同盟国が決して公開したがらない、また彼らにとって検閲され閉鎖されるべき事実の開示以外の違反は犯していない」としています。
IRIB国際放送は、同局の傘下にあるメディアを遮断する国に対し、世界規模での法的手段に訴えることを自らの当然の権利とみなし、その実施を追求しています。
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