イランを旅するコーナー(62);中部カーシャーン 絨毯洗いの儀式
3月 27, 2019 20:40 Asia/Tokyo
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中部カーシャーンで行われる絨毯洗いの儀式
西暦731年、シーア派5代目イマームバーゲルの子孫の一人、ソルターン・アリーが、イスラムを広めるためにイラン中部カーシャーンに到着しました。
ソルターン・アリーは734年、その教友らと共に当時の圧制者との戦いに挑み、ついには殉教を遂げます。ソルターン・アリーは敵軍によって首を斬られ、その頭は当時の圧政的な為政者のもとに送られました。そして、頭のない遺体がカーシャーンのマシュハド・アルダハールという地に埋葬されました。
マシュハド・アルダハールでは、毎年10月上旬に当たるイラン暦メフル月の第2金曜、イマームの子孫ソルターン・アリーの殉教を追悼する形で、絨毯洗いという儀式が大々的に、またしめやかな雰囲気の中で行われます。
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