6月 08, 2019 21:11 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会のホスラヴィー報道官
    イラン国家安全保障最高評議会のホスラヴィー報道官

イラン国家安全保障最高評議会のホスラヴィー報道官が、安倍首相のイラン訪問に触れ、「アメリカの核合意復帰、経済的被害の補填、そして制裁解除に向けた努力、これらが今回の訪問の成功を保証するものになる」と語りました。

ホスラヴィー報道官は、安倍首相のイラン訪問について、ファールス通信の記事の中で次のように述べました。

「政治・経済的な側面におけるイランと日本の関係は、常に安定しバランスの取れた状態を維持してきた。日本が対外政策において取ってきたアプローチは主に、国際社会が受容できる法・政治的な慣習の支持であった。極端に走る動きの影響はさほど受けていない。

自らの国家的な資本たる国際体制においての日本の経済・政治分野での権威や位置づけの維持向上、これはある意味で同国民のアイデンティティと深く結びついている。これは日本がその追求に神経を尖らせている原則の1つである。

安倍首相のイラン訪問は、確実に様々な領域での両国の友好関係の拡大や強化にとって重要な出来事となろう。そして、日本の最高権力者である安倍首相が、この機会を日本の政治的権威の増強に活用するであろうことは間違いないと思われる。

安倍首相は、アメリカとイランの仲介役としてイランを訪問すると言われており、国際社会もその役割を認めている。アメリカの核合意復帰、イランが受けた経済分野での被害の補填、そして対イラン制裁の解除に向けた努力、これらが今回の安倍首相イラン訪問の成功の保証となるだろう」

 

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