アメリカによるイラン旅客機撃墜事件から31周年 (写真)
7月 03, 2019 06:17 Asia/Tokyo
イラン暦ティール月12日にあたる3日水曜、イランイラク戦争末期の1988年にイランの旅客機がアメリカによって撃墜された悲劇の日から31周年を迎えました。
1988年7月3日、イラン南部のバンダルアッバースから、アラブ首長国連邦のドバイに向かっていたイラン航空の旅客機がペルシャ湾上空を飛行中に、アメリカの巡洋艦ヴィンセンスから発射された2発のミサイルに撃墜されました。
この中で旅客機に搭乗していた子供66人、女性53人、外国人46人を含む乗客乗員290人全員が殉教しました。
この撃墜事件後、アメリカの政府高官はこの許されざる犯罪を正当化するため矛盾した理由を提示し、この敵対行為を航空機識別上の過ちであったかのように見せかけました。しかし、ミサイル巡洋艦ヴィンセンスは飛行中の航空機の種類を確定できる最新のレーダーシステムを備え、また撃墜したのが明らかに旅客機であったことから、アメリカ軍のこの行動が敵対行為であることは明らかです。
イランのラーリージャーニー国会議長は2日火曜、「イラン国民は、1953年のクーデター、イラクの元独裁者サッダームへの支援、ペルシャ湾でのイラン旅客機の撃墜といったアメリカの数々の犯罪行為を決して忘れていない」と語りました。
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