イランが、英タンカー拿捕の経緯を説明
(last modified Sat, 20 Jul 2019 08:39:26 GMT )
7月 20, 2019 17:39 Asia/Tokyo
  • イギリス船籍のタンカー、ステナ・インペロ
    イギリス船籍のタンカー、ステナ・インペロ

イラン南部ホルモズガーン州航行港湾機関のアフィーフィープール長官が、「イギリス船籍のタンカー、ステナ・インペロは、ホルモズ海峡の航路上にて漁船と衝突しており、この事故後、原因究明のための捜査が必要となった」と説明しました。

イランイスラム革命防衛隊海軍は19日金曜、ホルモズ海峡でイギリス船籍のタンカー「ステナ・インペロ」を国際海洋法違反の疑いで拿捕したことを明らかにしました。

アフィーフィープール長官

 

イルナー通信によりますと、アフィーフィープール長官は「問題のタンカーが漁船と衝突した後、漁船の乗組員らはイギリスのタンカーに交信した。しかし、タンカーが応答しなかったため、彼らは法に則ってイラン南部ホルモズガーン州の航行港湾機関に交信してきた」と述べました。

また、「わが航行港湾機関は、このタンカーの件をイスラム革命防衛隊に通報し、問題のタンカーをホルモズガーン州バンダルアッバース港湾まで曳航し詳細な捜査と事故原因の究明を要求した」と経緯を説明しました。

さらに、「問題のタンカーには23人の乗組員がおり、彼らは安全上の面から船内にとどまる必要がある」とし、「タンカーにはインド国籍の乗組員18人、および、ロシア、フィリピン、リトアニアの各国籍の乗組員ら5人が乗船していた」と語りました。

 

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