視点;対イラン外相制裁、アメリカの対イラン外交の失敗
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ザリーフ外相
対イラン経済戦争中央司令部と化しているアメリカ財務省は、今度はイランのザリーフ外相を制裁対象者リストに追加しました。
アメリカ財務省外国資産管理室(OFAC)の情報によりますと、ザリーフ外相が今回制裁の対象となった理由は、同外相が直接もしくは間接的にイランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師に追従していることだとされています。
ムニューシン米財務長官は、「ザリーフ外相は、イラン最高指導者の命令を大胆に実施しており、今や全世界におけるイラン体制の主要なスポークスマンである」と語りました。
制裁、最大限の圧力、および脅迫はイランに対抗するためアメリカのトランプ政権が訴えている3つの手段となっています。
しかし、イランが踏襲する賢明で論理的な政策や行動、外交は、トランプ政権による対イラン行動は無効になり、トランプ政権が吹聴する捏造的なイラン恐怖症が世界で支持されなくなっています。
ザリーフ外相による最近のニューヨーク訪問での活発な外交活動、並びにイラン国民に対するトランプ政権の二面性を国際社会に暴露する事となった、同外相のアメリカのメディアとのインタビューにより、イランはメディアや意志の戦争で、アメリカに対し勝利することになっています。
ザリーフ外相への制裁行使というアメリカの行動は、国際法や外交慣習への完全な違反です。
アメリカ政府は、自らの都合でザリーフ外相に制裁を行使し、同外相は各国への渡航や各国・国際機関の関係者との会談ができなくなるよう仕組み、自らの権利を求めるイランの主張が世界に届かないよう、またアメリカの違法で人道に反する行動が表面化しないよう計らっているのです。
こうした中、ザリーフ外相への制裁行使は数多くのマイナスの反応に直面しています。
評論家の視点では、トランプ政権のこうした行動は、トランプ大統領やそのほかのアメリカ政府関係者による対イラン協議の懇願にさえ応じなかったイランの立場表明に対して、アメリカがなすすべもなく袋小路に陥っている状態を示している、と見られています。
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