イラン大統領、「石油化学産業の収入は170億ドル」
12月 30, 2019 21:17 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領は、敵が同国に仕掛けた様々な経済戦争に敗れたとして、「イランの石油化学産業における収入は、制裁にもかかわらず年間170億ドルに達した」と語りました。
ローハーニー大統領は30日月曜、テヘランで石油化学産業の関係者らと会談し、イランの石油化学製品の生産量が次の2年間で1億トンに達する見込みだとし、「石油化学産業がもたらす収入は、第二段階を迎える2021年までに250億ドル、第三段階で年間370億ドルになるだろう」と述べました。
さらに、「石油化学産業における生産量は、2021年以降は1億トン~1.3億トンになる見込みだ」としました。
また、米国がイランとの対決で成功を収めていないことを世界の首脳のほぼ全員が認めているとして、「イランの石油化学産業における成功は、制裁と厳しい経済的圧力という尋常ならざる状況下で手にしたものだ」と強調しました。
そして、厳しい経済的圧力にもかかわらずイランの経済指数や統計が上昇していることを指摘し、「石油化学産業関係者らのたゆまぬ努力とイランの人々の聡明な振る舞いが、敵の計画推進を押しとどめた」と評価しました。
さらに、イラン国民に対する制裁や圧力の時代は“いつの日か終わるだろう”として、「悪意ある者や敵国は、最大限の圧力をもってしてもイランの人々を服従させることはできない」と強調しました。
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