イラン国連大使「"世紀の取引”は、米の長期的な偽善行為の終着点」
2月 18, 2020 18:44 Asia/Tokyo
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、人種差別的な計画「世紀の取引」は、この70年間に渡り存在してきたパレスチナ問題におけるアメリカの偽善行為に終止符を打つことになる、としました。
タフテラヴァーンチー大使は、17日月曜夜に掲載されたウェブサイト・KHAMENEI.IRのインタビューにおいて、アメリカが提唱したパレスチナに対する「世紀の取引」は成果をあげることはないと強調し、「この計画は、シオニストの占領行為に対するパレスチナ国民やイスラム教徒の抵抗を強化させることになる」との意見を表明しました。
また、自らを穏健な仲介者として見せかけ、裏でシオニスト政権を全面的に支援すアメリカの工作に触れ、「地域の考えの単純な人々の一部及び、アメリカに従属する人々が、このアメリカの役割を信じており、同国が'提案する解決策に執着していた」と語りました。
さらに、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒を含むすべてのパレスチナ人による国民投票の実施というイランの解決策に触れ、「このイランの提案は、公正を伴う合理的で、しかも、しっかりした法的基盤に基づいており、最も短期間かつ最良の形で実施されれば、70年間続いてきたパレスチナ問題が解決されることになるだろう」と述べました。
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