イエメンの首都で、イラン赤新月社病院が診療再開
(last modified Sun, 07 Jun 2020 09:17:28 GMT )
6月 07, 2020 18:17 Asia/Tokyo
  • イエメンとイランの国旗
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イラン赤新月社の報道官は、イエメンの首都サナアにある70床の病院の診療再開を発表しました。

イラン赤新月社のナスィリー報道官

イラン赤新月社のナスィリー報道官は、7日日曜の記者会見で、「イエメンにあるイランの赤新月病院は、2009年、5年間の人道的活動の後、安全上の問題から閉鎖された。今回、診療再開に必要な下地が用意され、イエメン保健当局およびイラン外務省との間の調整により、近々診療が再開されることになった」と語りました。

サウジアラビアは、米国、UAEアラブ首長国連邦、および他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンに侵略し、同国を完全封鎖しています。しかしおよそ5年が経過した現在、米国とUAEを除く国々はサウジ主導アラブ連合軍から離脱し、UAEのアブダビ首長国も現在、昔ながらの同盟国から、イエメン南部におけるサウジアラビアの対抗国に変貌しています。

サウジアラビアがイエメンに侵攻した結果、これまでに数千人のイエメン国民が殺害されています。 国連の報告によりますと、この国での飢饉は、世界最大の人道的惨事となっています。

 

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