イラン陸軍司令官、「ISISはイランにとって大きな脅威ではない」
4月 17, 2016 17:32 Asia/Tokyo
イラン陸軍のプールダスターン司令官が、「イランの軍や情報機関の力により、テロ組織ISISはイランにとって大きな脅威とは見なされない」と語りました。
プールダスターン司令官は16日土曜、あるテレビ番組において、イラン陸軍の最も重要な任務は国境管理であるとし、「イランの国境地帯は、地域でも安全な国境である」と述べています。
また、地域、およびイラン国境付近におけるISISの危険について、「イラン陸軍の戦略は、ISISがイラン国境に接近する前にこれを消滅させることである」としました。
さらに、「昨年は、ISISのあるチームがイラン国境に接近した直後に殲滅した」と語っています。
プールダスターン司令官はまた、「イラン陸軍は、任務を命じられたいずれの場所においても、進んで任務を果たす」とし、「現在、脅威は新しい様相で出現しており、イラン軍はアメリカに対抗する用意がある」と述べました。
さらに、「ISISは、イランにとっては小さな敵であり、イランの主要な敵はアメリカであって、イランはその敵と対抗するために必要な可能性を有している」としています。
最後に、シリアにおけるイランの軍事顧問としての活動に触れ、「この活動は、シリア政府の要請により行われているものであり、その内容は主に誘導や戦略、訓練だ」と語りました。
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