イラン外務省、「MKOは多数のイラン人を虐殺したにもかかわらず欧米の庇護対象」
8月 30, 2020 17:18 Asia/Tokyo
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イラン外務省
イラン外務省が、イラン暦に定められた「テロとの戦いの日」にちなみ、「イラン反体制派組織MKOモナーフェギンは、多数のイラン人虐殺し、サッダーム旧イラク独裁政権の接戦したにもかかわらず、アメリカやEUに庇護されている」と表明しました。
イラン暦1360年シャフリーヴァル月8日にあたる、1981年8月30日、首相府が爆破され、当時のイランのラジャーイー大統領とバーホナル首相はそのほかの閣僚らとともに暗殺され、殉教しました。
この出来事にちなみ、毎年イラン暦のこの日は「テロとの戦いの日」に制定されています。
イラン外務省はこの日に際して「『テロとの戦いの日』は、39年前のMKOによる爆弾テロ事件により殉教した、当時のイランのラジャーイー大統領とバーホナル首相を記念する日である」と発表しました。
1979年のイランイスラム革命以降、MKOやそのほかのテロ組織により、イランの政府関係者や市民およそ1万7000人以上がテロ暗殺されています。
MKOのメンバーは、イラン国内でのテロ攻撃開始した後、当初はフランス・パリに、そしてイラクに逃亡しました。
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