イラン中央銀行総裁、「アメリカでのイラン資産凍結は違法」
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イラン中央銀行のセイフ総裁が、アメリカによるイラン資産凍結の継続は、違法で不当な措置であるとしました。
(last modified 2025-08-02T03:38:33+00:00 )
4月 24, 2016 17:55 Asia/Tokyo
  • イラン中央銀行総裁、「アメリカでのイラン資産凍結は違法」

イラン中央銀行のセイフ総裁が、アメリカによるイラン資産凍結の継続は、違法で不当な措置であるとしました。

IRIB通信によりますと、セイフ総裁は、20億ドルのイラン凍結資産の押収というアメリカの裁判所の違法な判決にふれ、「このイラン凍結資産の押収は、33年前のレバノン・ベイルートにおける米軍基地爆破事件に加担したという空想的な根拠に基づくアメリカの最高裁判所の判決により行なわれた」と語りました。

アメリカ最高裁判所は、20日水曜、アメリカの各裁判所は、いわゆるテロ犯罪による犠牲者の遺族の訴訟を審議する上で、賠償金としてイランの凍結資産から支払うことが可能であると強調しました。

1983年に発生したベイルートの米軍基地爆破事件により241人のアメリカ兵が死亡しました。イランはこの事件への関与を一切否定しています。