イラン外相、「イスラム世界の状況はイラン・パキスタンの共通懸念」
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イランのザリーフ外相が、イラン・パキスタン両国の政府は一部の国のシオニスト政権イスラエルとの関係正常化の推移に目を光らせているとして、「イスラム世界の状況は両国共通の課題と懸念である」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
11月 11, 2020 15:57 Asia/Tokyo

イランのザリーフ外相が、イラン・パキスタン両国の政府は一部の国のシオニスト政権イスラエルとの関係正常化の推移に目を光らせているとして、「イスラム世界の状況は両国共通の課題と懸念である」と述べました。

ザリーフ外相は10日火曜夕、パキスタンの首都イスラマバード入りに際してイルナー通信のインタビューを受け、その中で一部の国によるシオニスト政権イスラエルとの関係正常化という陰謀について言及し、「このため、ニジェールで行われるOICイスラム協力機構の次の会合では、この妥協計画に対して共通の見解と立場が採択される必要がある」と述べました。

またイスラマバード訪問の目的について、「パキスタンの友人たちと二国間関係や国境、地域、国際的な協力といったテーマについて、議論と意見交換を行う予定だ」と説明しました。

一方、米次期政権発足に伴う核合意状況の変化については、「すべては今後の米国の行動次第だ」と述べました。

ザリーフ外相は、パキスタン政府高官との意見交換のため、政治・経済使節団を率いて10日夕、イスラマバード入りしました。2日間にわたる今回の訪問では、パキスタンのカーン首相、クレシ外相、軍司令官のバジワ将軍と会談することになっています。

 

 

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