イメージが語るイラン
我が大地、スィースターン・バルーチェスターン州(1)
2月 15, 2021 16:24 Asia/Tokyo
砂漠の中の大都会、ザーヘダーンは、イラン南東部にあるスィースターン・バルーチェスターン州の中心都市です。
ザーヘダーン市南東部にあるザーヘダーン博物館は、イラン最大の美術館の1つで、さまざまな収蔵品が展示されています。
この博物館の考古学コーナーには、古代遺跡の特徴についての説明と、ユネスコ世界遺産であるシャフレ・ソフテなどの遺跡から発掘された陶器、石、金属、青銅などでできた遺跡から見つかった発掘品が展示されています。人類学コーナーでは、口承文学、郷土の偉人、文化、伝統的習慣、衣類、食べ物、手工芸品などを当時のまま再現して紹介しています。またこの博物館の一角には、いろいろな種類の鳥や動物の剥製が展示されています。
ザーヘダーン市内には見どころに、33の店が2列に並ぶサルプーシュ・バザールがあります。この街がアフガニスタン、パキスタン、ペルシャ湾南部の国々との交通路上にあることから、この街に複数ある小さなバーザールは非常に活気にあふれ、一年を通じて旅行客であふれています。ここではスィースターン・バルーチェスターン州のすべての手工芸品を手に入れることができます。
現在郵便局として使用されている建物は、元々はザーヘダーン初の中央ラジオ局でした。ラジオ局の設備と、ザーヘダーンやスィースターン・バルーチェスターン州の郵便局で使用された最初の通信機器がそこに保管されています。
市内にある他の建物の中では、ホセイニエ・モスクなどの公益の建物やその他の宗教関連の建物が有名です。
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