イラン最高指導者、「投票ボイコットを奨励する輩は国民のためを思っていない」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が同国民に対し、「投票に行かないよう奨励するような輩は、国民のためを思わない者である」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 27, 2021 20:41 Asia/Tokyo

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が同国民に対し、「投票に行かないよう奨励するような輩は、国民のためを思わない者である」と語りました。

ハーメネイー師は27日木曜、第11期国会の開始1周年に際して、国会とをつなぐビデオにより、国民の代表者である議員らに対し演説しました。

この演説で、ハーメネイー師は「選挙そのものは1日で行われるが、その結果や影響はその後何年にもわたり残る。我々は、来月18日の選挙が敵の思惑とは逆に、イランの栄誉や威信、面目となるよう希望する」と述べています。

また、護憲評議会による大統領選の立候補者の最終資格審査に触れ、「責任を持って選挙にご参加いただいた皆様に感謝する。また、資格審査には通らなかった者の丁寧に対応し、国民に選挙への参加を促した諸氏に重ねて御礼申し上げる次第である」としました。

さらに、「一部の人々が失格になったことは、彼らが無能であることを意味するわけではなく、護憲評議会が複数の報告、可能性、および自らの認識に基づいて、仮にその候補者が高い適正を有していたとしても、その人の適正を判断できなかったことを意味する」と語っています。

そして、大統領選の候補者らに対し、選挙上の倫理を守るよう呼びかけました。

続けて、敵が1979年のイスラム革命の勝利の当初から、特に憲法の変更と政府の行政機能の大統領への移転の後、選挙に反対していることに触れ、「この42年間、敵のプロパガンダのテーマは、選挙前には人々が選挙に参加しないと吹聴し、人々が選挙に参加した後は、選挙自体が事前に仕組まれた八百長選挙であり、選挙で大統領に選ばれた人には何の権限もない、と宣伝することだった」と結びました。

 

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