イラン大統領「米はイランの銀行取引を妨害したことを認めた」
6月 21, 2021 20:15 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「アメリカは、あらゆるものをわが国の人々や銀行取引から締め出していたことを認めた」としました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は「イラン国民は、様々な苦労や困難にもかかわらず、経済戦争で抵抗した。米ホワイトハウスの圧制者らは、この経済戦争の中、3年半に渡りイラン国民を孤立させた。そして他の国も、アメリカを恐れて、イランを支援することなく手をこまねいているだけだった」と述べました。
同大統領はまた、「アメリカの財政当局は3日前、『明日からコロナワクチン供給のため、対イラン制裁を解除する準備を整えている』と発表したが、これは、このテロリストらが、わが国の国民から全てを奪い、我々の全ての銀行活動を凍結していたことを認めたことを意味する。今さらになって、米国の新政権が動き出し、制裁は解除されるべきだと考えている。しかも銀行の問題に関しては、“もし、マスクやコロナワクチンの購入のためであれば、差し支えない”と言っている。それも、イランではマスクは不足しておらず、ワクチン製造国にもなっていることを理解した後にだ」と語りました。
さらに、「現在、アメリカはわが国に対する経済戦争において敗北している。その証拠は、わが国への投資が増加していることである」と述べました。
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