イラン国連大使、「イスラエル首相のイラン関連発言は嘘八百」
9月 28, 2021 17:03 Asia/Tokyo
タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、米ニューヨークで開催中の国連総会でのシオニスト政権イスラエル首相による口先だけのはぐらかしに反論し、「わが国に関するイスラエル首相の演説は嘘八百だった」と述べました。
イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使はニューヨーク現地時間の27日月曜、ツイッター上で「イスラエルは自ら数百発の核弾頭を保有しておきながら、イランの平和的な計画を云々する資格はない」と述べています。
ベネット・イスラエル首相は同日の国連総会で、同政権としてのイランの平和的な核計画に対する疑惑提示や、言葉上の攻撃を繰り返しました。
一方で、イランが近年核開発・研究の分野で大躍進を遂げていることを認め、「言葉だけで遠心分離機を稼動を停止させることはできない」と語っています。
さらに、「イランの核兵器製造計画は、もはや後戻りのできない段階に達しており、すでに超えてはならない一線の全てを超えてしまっている」と述べました。
イスラエルは現在、少なくとも200発の核爆弾を保有しており、これまでにIAEA国際原子力機関の査察官による自領内の核施設の査察を許可していません。
イランはNPT核兵器不拡散条約の署名国の1つであり、同国の核計画もIAEAの査察官の大規模な監視下に置かれています。
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