イラン外相がヨーロッパ歴訪、一国目のポーランドに到着
May 30, 2016 18:47 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、ヨーロッパ歴訪を開始し、最初の目的地であるポーランドの首都ワルシャワに入りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は、29日日曜夜、政治・経済代表団を率いてワルシャワ入りしました。
イランとポーランドの外相は、協議の後、両国の政治協議に関する共同文書に署名しました。
この文書は、政治、経済、文化に関する今後の協力の土台を築く目的で、両国が定期的に協議を行うための枠組みとなっています。
ポーランドのヴァシチコフスキ外務大臣は、この文書の調印式で、「イランが存在しなかったら、ポーランドをはじめとするヨーロッパの文明が今のような発展を遂げることはなかっただろう」と強調しました。
また、イランは国際分野における重要な国だとし、「イランは、地域問題の解決において重要な役割を果たしている」と語りました。
ザリーフ外相は、この後、フィンランド、スウェーデン、ラトビアを訪問します。