イランが上海協力機構へ、単一通貨導入を正式に提案
(last modified Thu, 02 Jun 2022 09:06:05 GMT )
6月 02, 2022 18:06 Asia/Tokyo
  • 上海協力機構
    上海協力機構

イランのサファリー経済外交担当外務次官が、SCO上海協力機構に対して加盟国間の貿易促進のために単一通貨導入を提案したことを明らかにしました。

サファリー外務次官

イルナー通信によりますと、サファリー外務次官は1日水曜夜、「1か月半前に、オブザーバーとしてSCOへ送付した書簡において、加盟国間での単一通貨を定めるよう提案した」と述べました。

続けて、「この構想が実現されれば、SCO加盟諸国と中国、インド、パキスタン、ロシアといった強力な国々との間の貿易問題が解消できる」と指摘しました。

そして、国際南北輸送回廊の合意文書が完成し、黒海とペルシャ湾が結ばれることに触れ、この回廊を介しての物資輸送能力の向上を強調し、「この回廊を使った海路、道路、鉄道の3つのルートを合わせた輸送可能量は、3000万トンに達する」と説明しました。

 


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