日本の関東甲信地方で史上最速の梅雨明け、梅雨期間も過去最短
6月 27, 2022 14:22 Asia/Tokyo
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日本の関東甲信地方で史上最速の梅雨明け
日本の気象庁が、関東甲信で観測史上最も早く梅雨明けしたとみられると発表しました。
日本の報道各社によりますと、気象庁は日本時間の27日月曜午前、「関東甲信地方と東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表し、いずれも梅雨の期間は過去最短となっています。
関東甲信の梅雨明けは、平年より22日早く、観測史上最も早い梅雨明けとなりました。
平年の梅雨明けは7月19日ごろで、今年はそれより約3週間早くなっています。
なお、昨年は同月16日ごろに梅雨明けが発表されていました。
因みに、6月中の梅雨明けは東海は63年(6月22日ごろ)以来、九州南部は55年(6月24日ごろ)以来で、いずれも過去2番目の早さだということです。
その一方で、同日午前11時までに、群馬・桐生市で36.3度を観測するなど、すでに猛暑日のところがあり、東京都心も34.1度と厳しい暑さに見舞われています。
また千葉県には、2022年初めて、熱中症警戒アラートが発表されました。
このため、気象庁は、厳しい暑さが続く中適切に冷房を使うなど、梅雨明け直後の熱中症対策を万全にするよう、呼びかけています。
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