イラン国内にピカソ5作品が現存 スペイン公使も驚き
May 21, 2025 22:34 Asia/Tokyo
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イラン国内にピカソ5作品が現存 スペイン公使も驚き
テヘラン市内にある美術館で、20世紀の巨匠パブロ・ピカソ(1881~1973)に関するシンポジウムが開かれ、出席したスペイン公使が「イランは世界の中でもピカソ研究の中心地となっている」と語りました。
【ParsTodayイラン】テヘラン市内にあるダフィーネ(秘宝)博物館には、5つのピカソ作品が保管されています。同博物館で開かれたシンポジウムに出席した在イラン・スペイン大使館のアントニオ・トゥルス公使は「イラン国内に5つものピカソ作品が保管されていることは、イランにおけるピカソへの関心がきわめて高いことを物語っている」と語りました。
その上で、「イランでピカソ作品が見られるとは思ってもみなかった。イランには秘密や驚きがあふれていると日頃から思っていたが、ピカソもそのうちの1つになった」と語りました。
また、イラン・アルザフラー女子大学のパリーサー・シャード・ガズヴィーニー助教授は、ピカソを「独創性にあふれた脱構築の画家だった」とし、イラン国内に複数のピカソ作品が保管されていることについて「ファンにとって作品を間近で見る機会になる」と述べました。
ダフィーネ博物館にはピカソの絵画3作品とリトグラフ2作品が保管されています。
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