7月 12, 2022 15:13 Asia/Tokyo

安倍元首相の葬儀が、日本時間の12日火曜午後に東京港区の増上寺でしめやかに営まれ、著名人や政界の要人らをはじめとする多数の人々が安倍元首相との別れを惜しんでいます。

境内には一般客向けの献花台も設置され、白いシャツ姿で笑顔の安倍元首相の写真を前に、多くの人が花を手向け、手を合わせていました。

安倍元首相とのお別れにやってきた教職の女性(58)は、「安倍元首相の在任中は安心感がありました。私は、安倍元首相を支持していまして、本当に悔しく、無念です」と胸のうちを語りました。

また、会社員の男性(58)も「安倍氏は私の好きな総理だったので、今日ここにお別れに来ました」と述べています。

そして、事務職員の男性(69)は、「安倍元総理はとても温かく、ユーモアのセンスがある人でした。日本にも世界にも彼のような政治家はいないと思いますし、私は安倍元総理を支持していました。それだけに無念でなりません」とコメントしました。

さらに、44歳の会社員の男性は、「安倍元首相にありがとうと言いたい。今の気持ちはそれだけです」と言葉少なに語りました。

12日は、近親者のみによる葬儀が増上寺で日本時間の午後1時から行われます。

その後、安倍元首相の遺体を乗せた車が斎場に向かう途中に、首相官邸や国会議事堂、自民党本部などゆかりの地を巡り、最後のお別れをすることになっています。

今月8日、安倍元首相が奈良市内での街頭演説中に背後から銃撃され、搬送先の病院で死亡しました。

 


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