岸田首相が旧統一教会との関係について陳謝、「関係を断つ」
(last modified Wed, 31 Aug 2022 05:58:53 GMT )
8月 31, 2022 14:58 Asia/Tokyo

岸田文雄首相が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の関係をめぐり陳謝しました。

新型コロナの療養期間を終え、31日水曜から対面での公務に復帰した岸田首相は首相官邸で記者会見し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の関係をめぐっては「国民から懸念や疑念の声をいただいている。党総裁として率直におわび申し上げる」と陳謝しました。

そのうえで、党所属の議員がそれぞれ行った教会との関係の点検結果を集約して公表することや、教会との関係を断つことを党の基本方針とし徹底することなどを茂木幹事長に指示したことを明らかにしました。

また、「自民党として説明責任を果たし、国民の信頼を回復できるよう厳正な対応をとっていく」と述べ、いわゆる霊感商法の被害者救済などに政府をあげて取り組む方針を強調しました。

さらに、「政治に対する国民の信頼が揺らいでいると深刻に受け止めている。私が先頭に立ち、政治への信頼回復に取り組まなければならない」と強調しています。

岸田首相が今月10日に改造内閣を発足させて以来、国民の間では特に、内閣支持率の低下を招いた旧統一教会との関係を巡って厳しい声が相次いでいました。

 


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