非正規公務員の6割が年収200万円以下 自治労連の調査で判明
9月 07, 2022 12:31 Asia/Tokyo
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非正規公務員
地方公務員などで組織する労働組合・自治労連(日本自治体労働組合総連合)は、全国の自治体で働くいわゆる「非正規公務員」を対象にした調査で、およそ6割が年収200万円以下であることがわかったと発表しました。
東京新聞によりますと、自治労連は今年5~7月にかけて、組合員以外も対象に1万3762人に回答用紙とオンラインで調査を行い、回答を得ました。
その結果、回答者の86・3%が女性で、職種は事務や、保育士、放課後児童支援員、図書館司書などでした。昨年の年収を尋ねる質問では、200万円未満が59・3%と6割近くに上りました。
自治労連の担当者は「専門性が高くて基幹的な業務を担う人であっても賃金水準が低い」と分析しています。
総務省によると、地方自治体で働く非正規公務員の数は2020年時点で約69万4000人とされており、この15年で1.5倍に増えました。
特に役所の窓口業務を民間の人材派遣会社に委託するケースが全国の自治体で日常化しており、非正規職員の給与を低く抑えるかわりに、派遣会社が中抜きで利益を上げているという指摘がされています。
本来であれば、貧困や労働問題の解消に積極的に役割を果たすべき自治体が、自ら非正規雇用に依存している状態を指して、「官製ワーキングプア」といいます。
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