10月 01, 2022 22:51 Asia/Tokyo

元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さん(本名:猪木寛至)が1日、全身性アミロイドーシスによる心不全のため亡くなりました。79歳でした。

猪木さんは横浜市鶴見区出身。父を亡くした後、13歳の時に家族とともにブラジルに出稼ぎ移住します。17歳だった1960年、興行のためブラジルを訪れていたプロレスラー・力道山にスカウトされ、同年に日本プロレスからデビューします。

1972年に日本プロレスと袂を分かち、新日本プロレスを立ち上げ、外国人レスラーの招聘や異種格闘技などを展開し、人気を不動のものとします。

1989年にスポーツ平和党を結成して、参院選に出馬・当選。1990年の湾岸戦争下、当時のイラク大統領だったサッダームが日本人を含む在留外国人の出国を禁ずる中、「スポーツと平和のイベントを開催する」としてイラクに渡航。その後、日本人は解放されました。

また、1994年以降、北朝鮮を何度となく訪問し、北朝鮮側幹部とのパイプも築きました。

2020年7月に、ツイッターで全身性アミロイドーシスに冒されていることを告白。ユーチューブでも自身の健康状態などについて発信していました。

 


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