岸田首相がスナク英新首相と初会談、日英関係強化で一致

岸田首相がイギリスのスナク首相と初の電話会談を行い、就任への祝意を伝えるとともに、日英関係を一層強化していくことを確認しました。

日本の報道各社によりますと、岸田首相は20分ほどのこの電話会談で、英国がインド太平洋地域への関与を強め、幅広い分野で日本とイギリスの協力関係が深化していることを歓迎すると伝えました。

また、今月３日のICBM大陸間弾道ミサイルと推定されるミサイルなどの発射を含め北朝鮮の核・ミサイル開発や、拉致問題への対応で引き続き連携していくことを確認しています。

これに対しスナク首相は「日英関係を一層緊密にしていきたい」と述べました。

両者はまた、自衛隊とイギリス軍が訪問しやすくなる「円滑化協定」の早期署名や、次期戦闘機の共同開発などの合意に向けて協議を加速していくことで一致しています。

スナク氏は先月25日、インド系出身者として初めてイギリス首相に就任しました。

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