11月 07, 2022 00:58 Asia/Tokyo

1970年代から80年代にかけてファッションの中心地であるフランス・パリで旋風を巻き起こした日本人デザイナーの高田賢三や三宅一生が相次いで亡くなり、日本のファッションは現在、転換点を迎えています。

2013年に自身のブランド「TAAKK」を立ち上げた後、2年前にはパリコレにデビューして頭角を現した日本人デザイナーの一人、森川拓野氏は、フランス通信の取材に対して、自身が8年間勤めた「ISSEY MIYAKE」の創設者・三宅氏の死を悼みながら、後進を率いる責任について語りました。

一方、2017年にブランド「ayâme(現AYÂME)」を立ち上げたデザイナーの竹島綾氏は、欧米のアトリエで研鑽を積んだ経験について触れたうえで、今後の日本ファッション界の課題について指摘しました。

高田氏や森川氏を排出した文化服装学院で現在学んでいる21歳の学生は、巨匠たちの死によってこれまでに築かれた基盤が崩れることを懸念しながらも、同時に新しいチャンスだと考えているとしました。

 


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