1月 30, 2023 19:19 Asia/Tokyo

30日月曜に発表された日本国内での新型コロナウイルス感染による死亡者数が世界最多となったことが明らかになりました。

厚生労働省が30日日曜に発表した国内の新たな感染者は、空港の検疫などを含め2万1426人、コロナ感染による死者は206人となっています。

世界のコロナ感染データをリアルタイムで発表するサイト・ワールドメーターズによりますと、この日の日本でのコロナ死者数は世界最多だということです。

これにより、日本のコロナ感染者数は累計で3248万5787人、コロナ感染による死亡者数は合計6万7845人に達し、感染者の累計数は世界ではブラジルに次ぐ6番目となっています。

さらに、WHO世界保健機関の新型コロナウイルス感染症の集計で、昨年12月26日から今月1日までの週間感染者数は、日本が94万6130人で世界最多だったことが明らかになりました。

厚生労働省のオープンデータによりますと、統計を開始した2020年5月9日から2022年1月21日までの約2年10カ月の間に新型コロナ感染による国内での死亡者は6万4430人となっています。

しかも、第8波に入って急増しており、昨年12月1日から今年1月21日までの2カ月にも満たない期間で1万5399人に上っています。

こうした背景として、日本でのコロナ感染の第8波では、これまで主流だったオミクロン株の「BA.5」による感染に加え、より免疫から逃れやすい新たな変異ウイルスへの置き換わりが進んできていることが影響しているとみられています。

 


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