日本で3月の食品値上げは3000品目、4月は更なる値上げへ

日本で3月に値上げされる食品や飲料は、3000品目を超えるほか、4月の値上げはすでに5000品目近くに上り、「値上げラッシュ」になる見込みです。

NHKが調査会社「帝国データバンク」の発表を引用して報じたところによりますと、「帝国データバンク」は国内の食品や飲料メーカー195社を対象に、2月末時点で値上げの動きをまとめました。

それによると、この3月に値上げされる食品や飲料は、「再値上げ」や価格を変えずに内容量を減らす「実質値上げ」を含めて3442品目となっています。

さらに4月に値上げされる品目の数は4892品目に達する見込みで、「値上げラッシュ」となった去る2月の5528品目に続いて、4月は「値上げラッシュ」となる見通しです。

また、2023年に入ってすでに値上げされたり、値上げが予定されたりしている食品や飲料は、累計で1万5813品目となり、値上げのペースは2022年より加速しています。

なお、値上げ率の平均は16％で、原材料価格の高止まりやエネルギー価格の上昇などが主な要因とされています。

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