4月 23, 2023 16:07 Asia/Tokyo
  • 知床観光船事故から1年、今なお6人が行方不明
    知床観光船事故から1年、今なお6人が行方不明

北海道の知床半島沖で観光船が沈没し、20人が死亡、6人の行方が分からなくなった事故から、23日日曜で1年となります。

日本の報道各社によりますと、知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故発生から1年となった23日、出航したウトロ漁港のある斜里町で追悼式が開かれ、乗客の家族ら約150人が参加しました。

この式典には斉藤鉄夫国土交通相も出席し、再発防止を誓いました。

この日に献花台の責任者を務める町教育委員会の岡田秀明教育長は「慰霊碑も建てられていない今、役場の献花台が唯一、思いを受け止める場所として役割を果たしてきた。しっかりと訪れる人をお迎えしたい」とコメントしました。

事故をめぐっては、運航会社のずさんな安全管理の実態や、国の検査体制の不備が明らかになり、再発防止に向けた取り組みが進められています。

これまでに地元の斜里町役場へ全国から2000を超える献花やメッセージが寄せられており、被害者の冥福を祈る思いは途切れていません。

去年4月23日に知床半島の沖合で乗客乗員合わせて26人を乗せた観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、20人が死亡し、今も乗客6人が行方不明となっています。

 


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