Pars Today

労働者の祭典メーデーの1日月曜、「物価高騰分を上回る大幅賃上げ」「大軍拡・増税反対」などをかかげ、第９４回メーデーが全国２５６カ所で開かれました。

毎日新聞などによりますと、４年ぶりに、ほぼコロナ禍前に戻した形で開催された東京・代々木公園の全労連中央メーデーには１万５０００人（主催者発表）が参加し、人気アニメのキャラクターを模して「インボイスは駆逐」とアピールするデコレーションカーなども復活し、集会後、都内３コースをデモ行進しました。

このほか、全国労働組合連絡協議会（全労協）の日比谷メーデーも開かれ、賃上げを求め、雇用流動化に反対する声を上げました。

さらに、政府が軍事費倍増などを掲げていることに反対するグループによる「反戦メーデー」も国会周辺で開かれています。

今回は中央メーデー、日比谷メーデーとも、集会では今春闘を振り返り、31年ぶりに賃上げを求めたストライキをした医療労働者や非正規のアルバイトの大学生などがその経験を語りました。また、集会後は都内をデモして労働条件改善などを訴えました。

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