6月 28, 2023 19:02 Asia/Tokyo
  • 広島市の平和記念公園
    広島市の平和記念公園

広島市が、同市の平和記念公園と米ハワイ州のパールハーバー国立記念公園が姉妹協定を締結する方針を示したことについて、市民団体などから批判の声が出ています。

広島市の平和記念公園

 

両公園の協定は、あす29日に都内の米国大使館で、エマニュエル駐日大使と広島市の松井市長が出席して調印される予定です。

NHKによりますと、県被団協など10の団体で作る市民グループは27日、広島市に申し入れを行い、両公園の姉妹協定について「市民や被爆者を含む多様な議論を経ないで、唐突に提起された」とし、協定締結の保留と市民参加による議論を求めました。

 

広島市の平和記念公園

 

これに対し広島市の松井市長は、「(日米の)友好の架け橋となるものであり、先人たちが平和を願って積み重ねてきた努力に報いるものになる」として協定締結の方針は崩していません。

1945年8月の広島・長崎への原爆投下では、合わせておよそ22万人が死亡しました。

また、その年の末までに100万人以上が被爆の影響で死亡したほか、後年まで後遺症による被害に苦しむ人も出ています。

 


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