Pars Today
今日は79回目の広島原爆の日です。この世界史に残る犯罪の後遺症に苦しむ人々は今なお存在します。
米上院のリンゼイ・グラハム議員が広島・長崎への原爆投下を引き合いに出して、シオニスト政権イスラエルへの武器支援を主張したことについて、日本国内で懸念や困惑が広がっています。いかなる核兵器の使用にも反対する立場の日本政府は、このグラハム議員の発言に対して「遺憾の意」を表明しましたが、米側には響いていません。
今年のアカデミー賞で作品賞を含む7冠に輝いた「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督)。しかし、その内容が体現するのは「原爆投下は世界秩序の維持のためであり、アメリカの核保有を誤解しないでほしい」というものです。
SNS「X」活動家の一人で中国在住のアンジェロ・ジュリアーノ氏は 、西側が世界における自分たちの犯罪を浄化すべく、物語を作り出していると指摘しました。
広島市は、シオニスト政権イスラエル軍によるガザ侵攻について「外交・安全保障に関することは国の専権事項」であるとして、市として声明などを出す考えはないことを表明しました。
世界で初めての原爆投下から78年目を迎えたのに際し、専門家らは、アメリカによる日本の広島・長崎への原爆投下の教訓が忘れ去られており、そのような状況の中で、核保有大国間での緊張の高まりが核軍縮をほぼ不可能なものにしているとしました。
広島に原爆が投下されて78年となる6日日曜、被爆地・広島は犠牲者を追悼するとともに核兵器のない世界の実現を国内外に訴えます。
広島市の松井市長が、6日日曜の広島の原爆記念日にちなみ、「核抑止論からの脱却」を求めました。
広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の大越和郎事務局長が、ロシア・スプートニク通信のインタビューに応じ、被爆直後の様子を語りました。
インド・ムンバイで、広島と長崎への原子爆弾の投下から78年に因み、平和を願う集会が開催されました。