米韓合同軍事演習で、米戦略爆撃機「B1B」が飛行
8月 31, 2023 17:07 Asia/Tokyo
韓米の両海軍と日本の海上自衛隊による韓国南部・済州島の南方の公海上でのミサイル防衛訓練で、アメリカの戦略爆撃機B1が使用されました。
韓国ヨンハプ通信によりますと、韓国国防省は30日水曜、朝鮮半島西側の黄海上空で、米軍の爆撃機「B1B」が参加する空中訓練を実施したと発表しました。
また、日本のメディアが同国防衛省の発表として報じたところによりますと、日本海上の空域で30日に行われた共同訓練には航空自衛隊のF15戦闘機4機、F2戦闘機8機およびアメリカ軍のB1爆撃機2機が参加しました。
なお、これとは別に、韓国とアメリカは今月21日から実施してきた定例の合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS、自由の盾)」を31日午後に終了します。この軍事演習の目的は北朝鮮の核・ミサイルの脅威への共同対応を強化することにありますが、北朝鮮はこの演習を核戦争向けの演習とみなしています。
北朝鮮はここ数年、兵器改良により米国、日本、韓国の軍事同盟に対する軍事的抑止力の強化に努めてきました。