9月 04, 2023 16:39 Asia/Tokyo

西アジア歴訪中の林芳正外相が、ヨルダンで同国のサファディ副首相兼外務・移民相と戦略対話を行いました。

日本の報道各社が、同国外務省の発表として報じたところによりますと、林外相は3日日曜、この会談で東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について説明しました。

一方、サファディ外相は「日本が国際的な基準を順守して実施していくことを信頼している」と伝え、理解を示しました。

林外相はまた、日本の自衛隊が2022年12月にヨルダンで開いた在外邦人の退避の訓練に触れ、「訓練が(23年4月の)スーダン情勢を受けた邦人らの円滑な保護に役立った」と謝意を示しました。

今年3月以来4回目となるこの戦略対話で、両者はさらに、安全保障と経済などの分野での協力強化を確認するとともに、日本がヨルダンの電力部門の改革や、電力供給の安定化を支援することも申し合わせました。

なお、林外相は今月10日までの日程で、ヨルダン、エジプト、サウジアラビア、ポーランドを訪問する予定です。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ