1月 13, 2024 19:20 Asia/Tokyo
  • 大阪で留学生ら200人がガザ即時停戦訴える、「虐殺やめろ」

JR大阪駅前で、留学生など200人がパレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃に抗議し、即時停戦を訴えました。

毎日新聞によりますと、大阪市北区にあるJR大阪駅前で13日土曜、イスラエルによるガザ地区への大規模攻撃に抗議し、即時停戦を求める集会が行われました。

この集会には留学中の外国人らも含め約200人が参加し、交代で思いを訴え、「子どもを殺すな」「虐殺やめろ」と声を上げました。

主催メンバーの一人で大阪府茨木市の西尾慧吾さん(25)「3カ月以上も攻撃を止められないのは国際社会の恥。ガザの人々は70年以上、イスラエルの占領下にあることにも目を向けるべきだ。今後、武器輸出を緩和する日本は、こうしたひどい行為と無縁でなくなる」と語っています。  

また大阪大に留学中で国際政治を学ぶバーレーン出身のイスラ・アルビンファラさん(20)「南アフリカ政府はイスラエルの行為がジェノサイド(集団殺害)に当たると国際司法裁判所に訴えた。日本からも声を上げ、こうした流れを後押ししてほしい」とコメントしました。

さらに、同大で原子力エネルギーを学ぶチュニジア出身のバディス・レキクさん(25)「1カ月前に広島の原爆資料館を見学し、被害のひどさに衝撃を受けた。イスラエルのしていることは原爆投下と同じジェノサイドだ」と述べました。

今回の集会は、市民らで作る「関西ガザ緊急アクション」が、英国の市民団体の呼びかけで開催したもので、国内や世界各地でも同様の抗議行動が展開されています。  

昨年10月7日、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる対シオニスト作戦「アクサーの嵐」をきっかけに、イスラエルがガザに対する大規模攻撃を開始しました。

現在までにガザ地区での殉教者は2万3000人を超え、そのうち約7割が女性や子どもとされています。

 


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