日本が、次世代ステルス戦闘機開発を計画
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戦闘機F35
日本政府は10日金曜までに、世界最高水準の性能を持つ次世代のステルス戦闘機を開発する計画を明らかにしました。
CNNが、NHKの報道として報じたところによりますと、防衛省は自民党の国防議員連盟にて、「これはエンジン2基を搭載した第6世代の戦闘機で、米のF16を原型としたエンジン1基の航空自衛隊F2戦闘機の後継機として、2030年代の防空任務を担う見通しであり、2031年度に量産初号機を製造する」と表明しています。
日本の20年度の防衛予算のうち、280億円以上がこの次世代戦闘機のプログラムに割り当てられており、この中には戦闘機とともに運用可能なドローンの開発費用も含まれます。
防衛装備庁は次世代戦闘機が備え得る特徴として、データリンクにより複数の戦闘機が目標情報を共有できる統合火器管制システムや、米ステルス戦闘機F22にみられるような内装型のウェポンベイ(兵器倉)、機体の旋回性能を向上させる推力偏向ノズルを挙げました。
河野太郎防衛相は先月、記者団に対し、「中国軍機の領空接近に空自の戦闘機が日々緊急発進(スクランブル)で対応しており、日本の保有する戦闘機群に負担がかかっている」と語っています。
一方、米国務省は今月9日、売却額の合計が230億ドルとされる、100機以上の最新鋭ステルス戦闘機F35の日本への売却を承認しました。
米国防安全保障協力局は、「この売却は、アジア太平洋地域での政治的安定性と経済発展の力となる主要同盟国の安全保障を増強させ、かつ米国の外交政策と国家安全保障の目標達成を支援するものだ。強力で効果的な自衛能力の開発と維持で日本を支援することは、米国の国益に極めて重要だ」と表明しています。
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