台風10号で数十万人が避難 鹿児島や沖縄で停電
(last modified Mon, 07 Sep 2020 04:14:41 GMT )
9月 07, 2020 13:14 Asia/Tokyo

強い勢力の台風10号(ハイシェン)が九州地方を襲い、数十万人が避難しました。

米CNNによりますと、 台風10号の風速は約54メートル、最大瞬間風速は約66メートルでハリケーンでは「カテゴリー3」に相当します。

日本が台風に見舞われるのは、この1週間で2度目となりました。

九州地方を襲った台風10号は強風と大雨をもたらし、数千世帯で停電が発生しました。

鹿児島県奄美大島近くを通過した台風10号は6日夜から7日午前にかけて九州西岸を北上する見通しで、その後はさらに北へ向かい朝鮮半島を直撃するとみられています。

気象庁によれば、台風10号はわずかに勢力を弱めたものの、引き続き大雨や強風、高波に警戒するよう呼び掛けています。台風10号は日本や朝鮮半島に100ミリから150ミリの雨を降らせるとみられています。

鹿児島県では20万世帯以上で、沖縄県では3930世帯で停電が発生しました。

台風10号は交通機関にも影響を及ぼし、6日は九州南部と沖縄で500便以上が欠航となりました。

 

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