日本の経常収支、8月は2兆1028億円の黒字 市場予想を小幅に上回る
10月 08, 2020 22:08 Asia/Tokyo
日本の財務省は、8月の経常収支が2兆1028億円の黒字と発表しました。
東京からのロイター通信によりますと、 日本の財務省が8日木曜発表した国際収支状況速報によりますと、8月の経常収支は2兆1028億円の黒字となりました。
ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は1兆9837億円程度の黒字で、黒字幅は予想を小幅に上回りました。サービス収支の赤字幅拡大に伴い前年同月との比較では黒字幅が323億円縮小しています。
経常収支のうち、貿易・サービス収支は966億円の黒字で、前年同月から677億円の黒字幅を広げました。
貿易収支も4132億円の黒字で、輸入額の減少が輸出額の減少を上回ったことで前年同月から3828億円黒字幅が拡大しました。貿易収支のうち、輸出は前年同月比9425億円減の5兆1247億円、輸入は同1兆3252億円減の4兆7115億円となりました。
同省によりますと輸出は6カ月連続、輸入は16カ月連続の減少でした。
一方、サービス収支は訪日外国人旅行者数の減少が引き続き響き、赤字額が3166億円と、前年同月からの赤字幅を広げました。
第1次所得収支は2兆2487億円の黒字で、証券投資収益の黒字幅縮小などが影響し前年同月比429億円の黒字幅縮小でした。第2次所得収支は2425億円の赤字でした。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj