東京五輪のボクシング世界最終予選、中止の見通し

2月 16, 2021 20:06 Asia/Tokyo

6月に開催が予定されていた東京五輪のボクシング世界最終予選が、新型コロナウイルスのパンデミックにより中止の見通しであることが分かりました。

毎日新聞が報じたところによりますと、この最終予選が中止となれば、東京五輪でボクシングの運営を担当する特別タスクフォースが定めるランキングによって出場選手を決定する可能性があります。

日刊スポーツによれば、4月に予定されていた欧州予選がパンデミックにより開催を6月に変更したことにより、世界最終予選の実施が困難になったということです。

タスクフォースは、各大陸予選で東京五輪出場権を獲得できなかった選手のラストチャンスを設けず、ランキングで出場選手を選出する方針をとるとしています。その場合、最終予選に出場を予定していた日本人選手5人はランキング下位のため、日本代表選手に選ばれない可能性が高いとみられます。

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。